Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
萩原 幸
International Journal of Radiation Applications and Instrumentation, Part D; Nuclear Tracks and Radiation Measurements, 19(1-4), p.899 - 902, 1991/00
日本における放射線化学研究・開発の推進拠点として、原研・高崎研究所が現在推進中のコバルト-60及び電子加速器を用いたいくつかの放射線利用研究に加えて、イオンビーム利用研究計画と施設整備の進捗状況を報告する。特に、シンポジウムの主旨に鑑み、イオンビームによる材料研究を中心に、計画されている研究の概要と整備中のイオン加速器施設、周辺実験装置の仕様、ビーム利用の特徴等を報告する。
田村 直幸
Radiation Physics and Chemistry, 18(1-2), p.281 - 291, 1981/00
放射線加工処理用のガンマ線照射施設について、その現状を国内及び高崎研の照射施設を中心に述べた。放射線加工処理用のRI線源の条件としては、長い半減期、カプセルの安全性、低コストの出力、将来にわたっての安定供給などがあげられる。RIガンマ線源としては、当面Coに依存しなければならないが、コスト的な問題から将来、Csも考える必要がある。照射施設における線源の格納はIAEAの放射性物質輸送規則の改止後は、従来鉛容器格納が多かった100kCi以下の線源についても、水プール格納方式が有利になっている。このほか、国内の加工処理用商業施設とその内容、ガンマ線照射施設で使用している基準線量計、実用線量計の特徴、照射施設の付帯設備、材料の長期間の照射に伴う劣化などについても述べた。
加藤 久; 木暮 広人; 鈴木 恭平
JAERI-M 8810, 37 Pages, 1980/04
日本原子力研究所におけるガンマ放射線源(工業用Ir、Co、Tm線源および医療用Au、Ir線源)の製造の概要を報告する。本論分では照射および製造用施設、放射能の生成量計算、各線源の特質、ターゲットの仕様、非密封および密封線源の製造法等について述べる。
大島 裕之助; 田村 直幸; 田中 隆一
原子力工業, 25(6), p.79 - 111, 1979/00
照射施設として電子加速器の種類とその特長を述べ、RI線源としてCoとCsについて述べた。また照射室の設計について遮蔽、インターロック、換気について述べてある。線量測定では放射線プロセス用としての二次線量計とそれらの精度について述べてある。
田村 直幸
放射線と産業, (12), p.4 - 7, 1979/00
放射線加工処理に利用されているRI線源、電子加速器およびその照射施設などについて、安全性を平易に解説したものである。線源については特にCo線源について線源カプセルの安全対策を述べ、照射施設については照射室の遮蔽、開口部の人の出入に対する対策、照射により生成される有毒ガスの除去対策などについて述べている。
武久 正昭; 町 末男; 渡辺 博正; 上野 隆志*; 高橋 清一*; 土屋 良二*; 大田黒 寛治*; 元田 庸*; 高坂 佳夫*; 宮永 一清*; et al.
J.Appl.Polym.Sci., 24(3), p.853 - 864, 1979/00
被引用回数:5圧力225~400kg/cm、温度30~90C、エチレン送入量5~28kg/hr、線量率3.810rad/hrの条件範囲で、10の反応器を有するパイロットプラントを用いて、エチレンの放射線気相重合の開発研究を行った。重合速度と分子量はいずれも平均滞留時間と圧力の増加により増大し、温度の上昇によって低下する傾向を示した。重合速度および分子量は、それぞれ3.5~13.1g/l・hr、および2.210~1.410の範囲であった。本実験結果はベンチプラントによる結果と良く一致し、規模効果が小さいことが明らかになった。反応中にポリマーが反応器壁や撹拌翼等に付着し、長時間の連続運転を阻害することが判明した。ポリマーの付着量は反応時間の2乗に比例して増大し、付着速度はポリマー濃度および圧力の3乗に比例した。
本島 健次; 勝山 和夫; 山崎 保夫
Annals of Nuclear Energy, 4(9-10), p.453 - 456, 1977/10
被引用回数:1通常の水酸化鉄凝集沈殿による低レベル放射性廃水の凝集沈澱処理において、廃水に少量のジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム(DDTC)を加えることによって放射性コバルトの除去が著しく改善される。 DDTCの所要量は10ppmのみであり処理プロセスに悪影響を及ぼすことはなく、処理済廃水中に検出されることもない。10Ci/mlレベルのコバルト-60を含む合成放射性廃水に対してDDTCを加えないときの約5倍のDF80~100と高い除去係数が得られた。 大洗研究所の廃水プラントを用いて処理した結果についても紹介する。
山岸 英雄; 福田 洋; 矢部 明
保健物理, 8(4), p.217 - 220, 1973/04
1973年8月20日、JRR-3原子炉の重水ポンプ再組立て作業中に、作業者6名がコバルト-60で汚染した微粒子を吸入した。作業員6名のうち3名の鼻孔に汚染が発見されたので、直ちに作業員をホールボディカウンタで測定したところ、Coの体内汚染を確認した。ホールボディカウンタによる測定は作業員が吸入したと思われる時刻から約2時間30分後におこなわれ、被検者の胸部から腹部にかけて汚染を検出した。吸入した微粒子は肺にはほとんど沈着しないで、吸入後3日ないし4日には大部分消化管を経由して体外に排出された。この吸入粒子の体内での挙動は粒子径が20m(AMAD)と推定されたことから予測できた。被検者6名の胸腹部に測定された負荷量の最大値は0.26Ciであった。また観測された糞便中の排泄率の最大値は1.210Ci/hであった。これらのデータにもとずいて肺と大腸下部の被曝線量を計算し、それらの値も示した。
大島 裕之助
応用物理, 35(6), p.417 - 423, 1966/00
コバルト-60線源の線量計算は円筒状の場合についてはかなり詳しく計算が行なわれている。これら円筒状線源は実験室規模の線源としてしばしば用いられ、多くの研究所に設置されている。しかし工業的な規模でコバルト-60を使用する場合には数十万キュリーの線源を板状にして使用することがしばしばある。この理由としてはまずコンベヤーを使用して照射を行なう場合には2枚ないし3枚の板状線源を平行に並べてその間に試料を通過させる方法が用いられている。さらに照射の場合に常に問題になるのは被照射物質中における吸収線量の均一性であるが、この点についても板状線源は利点をもっている。板状線源においてはもし無限に大きい板状線源の場合空間線量率はに無関係となり空間のいかなる点でも等しい空間線量率が得られる。このことは被照射物質の厚さ方向における吸収線量の均一性が要求される場合には有利である。実際には無限に大きい板状線源を使用することは不可能であるし、また被照射物質を置いた場合はこれによる吸収のために被照射物質の表面と裏面では吸収線量がかなり異なってくる。
石渡 名澄
分析化学, 14(4), p.305 - 309, 1965/00
クロム-51,マンガン-54,鉄-59,コバルト-60,亜鉛-65および銀-110mが共存する水相から、ジチゾン-クロロホルムによる亜鉛-65の抽出分離法を報告した。各核種が共存する硫酸酸性試料溶液に担体銀を加えて、ジチゾン-クロロホルム抽出を2回くり返すことにより、銀-110mを分離除去する。水相にクエン酸ナトリウムを加えて、水酸化ナトリウムによりpHを6~7に調節する。ふたたびジチゾン-クロロホルム抽出により亜鉛-65とコバルト-60を有機相に分離したのち、有機相を0.2N塩酸で洗浄することにより亜鉛-65を水相に逆抽出する。本法により、上記6核種が共存する水相から亜鉛-65のみが約100%の回収率で、かつ放射化学的に純粋に分離されることが確認された。
田中 吉左右
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 37(7), p.1032 - 1038, 1964/00
被引用回数:8抄録なし